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お知らせ


東京の、割と大きめな書店の、岩波文庫コーナーにありました。「国家」というタイトルと、プラトンという著者名の、組み合わせがもう、何だか、仰々しいのですが。難解な内容では、決してありませんでした。

私たちの世代で、思想史や哲学史に触れようとするとき、だいたい一度は出てくる書籍名がシュヴェーグラーの「西洋哲学史」です。「西洋」と「思想」と「歴史」で検索したり、「西洋」と「哲学」と「歴史」で検索したり。すると、岩波文庫のシュヴェーグラー「西洋哲学史」(上)(下)あたりがヒットするものだから、この本を読んで理解できれば良いのだろうなと、考えるわけです。しかし、この本を読んで、上巻を読み終えた記憶はありません。何度かチャレンジしましたけど、やはり、いきなりこれは難しいみたいです。

プラトンは、思想史の中でも、かなり初期に登場する人物ということになるわけですが、プラトンの時点で、国家についてこんなにもいろいろなことが考えられていたんだねという、それがこの本を読んで強く感じたことでした。

〇『プラトンの「国家」って名著ですよね』と、カッコつけたい方。〇シュヴェーグラーの「西洋哲学史」でつまずいたのも、今となってはイイ思い出だぜえ! 〇「日本」というもの、「国家」というものについて、熱く語りたいぜ! ⇒こういった方々、良かったらどうぞ!!

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