「情報処理」の「セキュリティ」の「歴史」に、概ね時系列で触れながら、「何に敗北」「誰に敗北」「なぜ敗北」したのかが、簡潔にまとめられています。比較的、分かりやすい内容だと思うのですが、テーマ上、カタカナと英語の略語が多いです。初版は2022年です。まだ新しい本と言えるでしょう。
そもそも、IT関連の紙の本をよく購入するという人は、わりと無理なくこの本を手にすることができると思います。しかし、それ以外の人は、例えば「いつも観ている映画を1回ガマンしよう」ぐらいでは、ギリギリお金が足りません。なんだったら「いつも読んでいる恋愛小説を1回ガマンしよう」でも、ギリギリ足りない可能性があります。私ができることは「オススメです」と、明言することぐらいなのでした。
〇「敗北」という切り口、秀逸ですね。〇本当に自分のお金で買えるか分かりませんが、とりあえず探して、手にとってみたいです。〇情報セキュリティの未来を考えたい! ⇒こういった方々、良かったらどうぞ!!